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秋の味覚 [育児あれこれ]

気がつけばお彼岸。もうすっかり秋ですね。ちょっと暑さがぶり返したので、富士山の初冠雪の記録も見直されるようですが・・・。


例年、今の時期は頂き物の果物がわが家の冷蔵庫を満たしてくれています。

fruit2021.jpg

果物農家の叔母からダンボールいっぱい頂いたスモモから始まり、桃、シャインマスカット、梨、それからリンゴなど。スモモや桃は痛むのが早いので、食べてしまうまで気が気ではありませんでした。

数年前までは、うつ病の症状で果物の皮を剥くことすらできなかったのですが、現在はたまに夕飯のおかずも作ったりできるようになりました。( ´∀`)

家族で桃を食べていた時だったかな?中1の次女が思わぬことを言いました。

「前から小学校の家庭科の教科書に、果物の皮を冷凍することが何で書いてないのか不思議に思ってた。」って。

あ、それはうちオリジナルのゴミ捨て方なんだよ〜と答えました。

水っぽい果物の皮、例えば桃やブドウ、スイカ、メロンなどの皮はゴミ箱に捨てておくとコバエが発生することがあるので、袋に入れて冷凍しておき、ゴミを出す日の朝にゴミ袋に加えてから捨てているのです。

子どもって意外と親のやっていることを見ているのですね。ちょっと驚きでした。


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残暑お見舞い2021 [トホホ療養日記]

残暑お見舞い申し上げます


fuji20210810.JPG


昨日の夕方、出先で撮影した富士山です。
暑さで雪が溶けて山肌があらわになっています。
秋の気配がしてくるのは、お盆明けごろからですかねぇ・・・。


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切ない年頃 [トホホ療養日記]

毎日、今日こそはブログを更新しよう!と思いながらも日々の出来事をただ見送って暮らしています。


ちょっと疲れ気味かな・・・年齢的な不調かもしれませんが(笑)。

最近では、結婚してからずっと変わらずに愛情を注いでくださっている優しい義理の母が急病で手術→入院していましたが、経過が良くてすぐに退院することができました。転んだ時に頭を打ったのが元で血の塊ができてしまう「慢性硬膜下血腫」という病気でした。

義母の入院中は、脚の筋力が落ちてほとんど寝たきりとなっている義父を一時的に介護施設に預かっていただくことになり、義母が元気になったら近々家に戻る予定だそうです。両親の近くに住む兄夫婦が全て手配してくださったので助かりました。

病院にお見舞いに行くことも介護施設の義父の面会に行くことも叶わず、ああ、まだ新型コロナ禍なんだなぁと実感。私が住んでいる所は感染者が少ないものの、早く自由に何処へでもいける世の中に回復してほしいな〜としみじみ思いました。

私の父も高齢になってきて、暑い中畑仕事をしたりするので急に倒れたりするのではないか、といつも気がかりです。親が老いていくのはとても切ないですね。同級生や親戚と久しぶりに会えるのは身内に不幸があった時のみだったりします。

かくいう私も確実に年を重ね老いています(笑)。

先日、かかりつけの内科で血液検査をした所コレステロール高めでひっかかりまして、お薬の服用と食事制限をしています。運動もしないといけないのですが・・・肩こりからくる頭痛などを言い訳にサボり気味かな(汗)。

長女は高3で受験生、次女は中1ですが5月頃からずっと不登校中です。体調不良が続き、病院や学校と相談してガッツリ休ませることに腹を決めました。

旦那様も右肩が上がらないと言って整形外科に通っています。

今のところ介護に携わっていないのでまだ恵まれている方かもしれませんが、いろいろ切ない年頃です。


タグ:療養日記
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ADHD(注意欠陥障害) [育児あれこれ]

長女が高校2年生の時のお話の続きです(現在は高3)。


2021年1月某日、長女は思春期外来の主治医の指示により心理検査を受けました。

担当の心理士さんは女性の方で、時間は2時間ほど掛かると事前に聞かされていましたが、予想より時間が伸びて3時間ほどロビーで待っていました。その間に私も長女に関するアンケートを記入しました。Yes or Noで答えるものでしたが、設問はたくさんありました。

その翌週、追加の検査があり、そちらは1時間ちょっと掛かったかな。

検査名は「ウェクスラー式知能検査、発達面の検査、情緒面の検査」となっていました。

検査結果は、またその次の外来診察の時に主治医から伝えられました。

主治医の先生は長女が人とコミュニケーションを取ることが不得手であることに関して自閉症スペクトラムを考えていたそうですがその傾向は出ておらず、私が思っていた通り、ADHD(注意欠陥障害)の中でも「不注意」の項目が強く出ている、とのことでした。

この検査結果が出る遥か昔からADHDの本がわが家にはありました。長女に当てはまることばかり書いてありましたので・・・。例えば、整理整頓ができない、忘れ物や無くしものが多い、身だしなみがだらしない、挨拶などができない、空気が読めない、気が散って集中できない等々です。ご飯や勉強の途中でウロウロ歩き回ることもしばしばあります。多動の傾向もあるのかな?

この結果を受けて、先生と投薬治療について相談しました。

主治医は焦らずにじっくり治療しましょう、などとおっしゃいましたが、私は母としての思いを伝えました。

「先生、娘はもう17歳ですよ。心配なのは受験とかもありますけど、車の運転です。自転車だって危なっかしくって乗らせていないのですから。」

「・・・確かに、事故を起こす方もいらっしゃいますねぇ。」

「もう今日からでもお薬を出してもらえませんか。」

ということで、まだ10代なので少量から始めてある程度の量まで増やす形でお薬を服用することになりました。お薬の名前はアトモキセチン錠。ADHDの症状を改善するお薬で、具体的には集中力を高める効果があるようです。

発達障害についての結果は予想通りでしたが、それ以外に衝撃的なことを主治医から言われました。

長女がクラスメイトなど人とコミュニケーションを取れない原因と考えられることについてです。

「知能テストの結果ですが、得意なことと不得意なことのバランスが極端ですね。それで周りとコミュニケーションを取るのが難しいのかもしれません。特に言語分野についてのIQは130と出ています。天才ですよ!」

「・・・?」

この時私は、先生の言葉にびっくりしすぎてノーリアクションでやり過ごしてしまいました。うーん、確かに長女の話はなんだか難しくて同級生と話が合わないだろうなーとは思っていたのですが、そこまで極端な結果が出るとは驚きでした。

逆に空間認識や処理速度は苦手分野だそうです。そのイビツな能力のバランスが周囲から理解されず、ぶっちゃけ相当な「変わり者」として弾かれてしまうのかもしれません。

ただちょっと解せぬことが。長女は小学校の時にも心理テストを受けているのですが、普通の知能指数という結果でした。IQって変動するのでしょうか? (^^;;

この心理検査の結果を聞いてから、私は長女のためにどうしてあげたらいいのだろう???と随分頭を悩ませました。4月から高校3年生となり、進学を希望しているので受験生となります。

得意な分野があるならその分野の才能を伸ばしてやりたい。苦手な分野があるのなら上手くサポートしてあげたい。苦手なことを自覚させて生活の中で工夫するように導いてあげたい・・・。

長女と私はこの検査結果を個別に主治医から聞きました。薬局で薬を受け取った後、帰りの車の中では(言語分野だけですが)IQ130のパワーワードについて話しました。

「なんか凄い結果が出たねー。模試とかでも国語は飛び抜けて良くて、数学が絶望的に悪いもんね〜。あはは。読書量が多いからかなー。」

そんなことを話して長女の国語の能力について褒めちぎりました。もっと自分に自信を持って欲しくて。長女もこの検査結果には驚きを隠せなかったようで、発達障害と言われたことは吹っ飛び、何だか嬉しそうでした。「古典とか苦手な方だからもっと頑張ろうかな〜。」なんて笑顔を見せていました。

そして高3になる直前、また同じだろうと思っていた担任の先生がまさかの異動。長女とは合わないようだったので安心したのか、それを知った時彼女は小さくガッツポーズしていました。

現在、高3になった長女はニコニコ笑顔が増えて、お薬の効果が出ているのか以前より勉強に集中できるようになったように思います。お薬の副作用で口の渇きが気になるようではありますが、いよいよ受験生!前向きに頑張って欲しいです。

しかし、もうひとり。思春期外来に通院している中1の次女が悩みの種です。

こちらの方が厄介かも。このところ頭痛と眠気が強くて学校に通えていません。えーん。( ; ; )


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思春期外来 [育児あれこれ]

ちょっと遡りますが、長女が高校2年生の時のお話です(現在は高3)。


思春期外来は精神科でこどものメンタルヘルスを専門に診てくださる外来です。

長女は中学生の頃、保健室の先生の勧めで2年程通院していました。小学生の頃から周りの友達とコミュニケーションを取るのが苦手で友達がおらず、クラスメイトとトラブルになることもしばしばありました。それに忘れ物や無くし物が多かったり、身だしなみがだらしなかったり、自分の話を一方的にして人の話はあまり聞かなかったり・・・様々な「普通と違う」と思われることがありました。

私はずっと前から、長女は発達障害の『ADHD(注意欠陥障害)』ではないか?と疑っていました。

ところが思春期外来の主治医は「それも個性だからいいでしょう。」と呑気に構えていて、漢方薬を処方してくださるくらいでした。なので、行ってもしょうがない、と思い私の判断で中3で通院を打ち切りました。

その後、高2になった長女に異変が。担任の女性の先生と合わず、先生もまた娘の不可解な言動の扱いに困っていたらしく、スクールカウンセラーとの面会や病院の受診を勧められました。

そこで病院に問い合わせをして、同じ先生の方が話が早いだろうと考えお願いをして、引き続き同じ主治医に診ていただくことになりました。その代わり外来の予約の段階で「今度は娘の発達障害の検査をしてください!」と懇願しました。

思春期外来で1年ぶりに主治医と会った長女は自信をなくし憔悴しきっていて、話もろくにできないほどでした。

その様子に驚いたのか、かつて呑気に構えていた主治医は長女に「必ず良くなるから、一緒に頑張りましょう!」と語りかけていました。そして日を改めて心理士さんによる心理テストを受けました。(つづく)


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