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恩人とのお別れ [トホホ療養日記]

年末年始は何かと忙しくしておりまして、新年のご挨拶をしそびれました。
m(_ _)m


今年に入り世の中が通常運転で回り始めたかな〜という頃の1月上旬某日に義理の父が亡くなりましたので、今更ご挨拶もできなくなりました。

義父は数年前から重篤な病気を患っていることが判明したものの、高齢ゆえ積極的な治療はせずに義母とヘルパーさんによる自宅介護で過ごしておりました。次第に筋力が落ちてきてほぼ寝たきりの生活となり、昨年末あたりから病状が急激に悪化。夜眠ってそのまま安らかに逝ってしまったそうです。

うちの旦那様と結婚してから20年以上経ちますが、義理の父母ともとても優しくて最初から温かく迎えてくださいました。そしていつも笑顔で接してくださり私のことも大切にしてくださいました。義理の両親とはいえ恩人のように感じています。

結婚する前はドラマ渡鬼とかよく観ていたので、もっと大変なのかな〜と思っていたのですが笑。

生前、義父はよく私たち家族を外食に誘ってくださって、全部義父の奢りだったのですけど遠慮すると返って悲しむので、喜んでゴチになりま〜す!という感じで伺っていました。寝たきりになってからも介助で車椅子に乗って外に食事に出掛けるのを楽しみにされていて、それが一番嬉しかった親孝行と言ってくださいました。

いつかは今生の別れの時が来ると分かってはいましたが、本当に寂しいです。

そして義父が亡くなった日の深夜、今度は義母が倒れました。

深夜トイレに起きた時に血圧が急降下したのが原因のようで、脳は何ともなかったのが幸いでしたが、尻もちをついたのか腰椎を圧迫骨折の重傷を負い即入院となりました。そのため義父の葬儀は全て欠席して病院で安静にしていました。現在はリハビリを始めているようです。コロナ禍のため面会もできませんのでしばしば電話して様子を聞いています。

義父の葬儀や義母の入院の手続きなど諸々の事は、長男夫婦が取り仕切ってくれているので私たち夫婦はそれほど大変ではないのですが、葬儀では黒い着物を着たのでその準備が大変でした。

うちの実家は裕福でもないのに亡くなった実母がわざわざ仕立てて持たせてくれた紋付なのですが、結婚から20数年の時を経て体型が変わっちゃってこりゃヤバいぞ!となり、近所の呉服屋さんに相談に伺いました。今回の葬儀ではひとまず帯だけ生地を継ぎ足して直して着て、その後で喪服自体の直しなどをお願いする事になりました。

慣れない事が多くて緊張気味なのか、肩が凝って頭痛がします。
このところは疲れて休んでいる事が多いです。

昨年の10月頃から軽い躁状態が続いていたので、そちらも悪化しないように気をつけなければ。


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