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ポンコツ娘 [育児あれこれ]

またブログの更新が滞り、年に数回しか投稿していない状況となっております。続けて読んでくださっている方々、大変申し訳ありません。 (^◇^;)


長女が大学入学後の私は、疲れ果て抜け殻状態でした。また長いトンネルに入り込んでしまった気分でした。しかし、ADHD(注意欠陥多動障害)という発達障害の長女が新生活に慣れるまでは、物資を運んだり色々困っているようなので見に行ったり、毎週のように長女の元へパパとふたりで馳せ参じました。

最初の頃は「スマホの充電ができない」というので行ってみると電源タップのスイッチが入っていないだけだったり、ケーブルがちゃんと繋がっていなかったり、びっくりするほどのポンコツぶりでした。

動画での通話でも「料理作ったよ〜初めてお肉を焼いたよ〜」と言って映し出されたお皿には、コントみたいに真っ黒焦げな豚肉が・・・「苦いけど自分で作ったから美味しい」と言って食べていました。

このポンコツ娘に最も震撼させられたのは、洗濯物ビチャビチャ事件でした。

ゴールデンウィークをうちに帰省して過ごすことになり迎えに行くと、長女は洗濯物を部屋干しし終わったところでした。長期間留守にするので部屋の中を点検していて何気なく洗濯物に触ってみると・・・ん?なんだか重い。何だこれはっ?洗濯物が全部ビチャビチャ状態で吊るされている!ということに気付きました。

長女に聞きますと「面倒なので一度に大量の洗濯物を洗濯機に入れた」そうで、脱水がうまく回らなかったのにも関わらずそのまま干してしまったようです。よく見ると洗濯物から水が滴り、床もビチャビチャでした。

そればかりでなく下にあった座布団も濡れていて・・・何と床にあった電源タップやパソコンの電源ケーブルまでもが濡れていました。しかもコンセントにプラグを挿した状態で。

危なかった。気づいて良かった。火事にでもなったら大変なことになっていた・・・とパパと顔を見合わせて絶句しました。

私たちが行ったタイミングで起こった出来事だったので本当に胸を撫で下ろし、長女にはきつく注意喚起しました。家電は水濡れNGなことぐらい知っている筈なんですけどねぇ。

しかし一人暮らしを経験させて良かったかも。

新生活に慣れない内は、皆何かしらやらかすのかもしれないけれど、長女のポンコツぶりが浮き彫りになり、自分で家事をして生活をするという勉強以外の大事なことをたくさん学べそうです。

時間が経ち、今ではすっかり一人暮らしにも慣れた様子です。ただ友達ができないので寂しさは感じているみたい。

そして前期の授業が終わりに近づいた頃、思わぬことが判明して私は大変ショックを受けました。大学に長女の発達障害についての配慮申請をしたつもりだったのですが、一部の先生方にしか伝わっていなかったのです。

その原因は、私の知らないところで「発達障害を知られたくない」と長女本人が大学側に伝え情報の共有を止めていたのでした。

この続きはまた今度記します。


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