躁状態で病院へ [うつ病の治療]
記事「無理は禁物でした」の続きです。
この時点ではまだ、双極性障害の気がある、と主治医に言われている段階でした。病院に来るようにと主人のケータイに連絡があり、会社を休んで付き添ってもらいました。
私が2階から飛び降りようとして思いとどまり、その際主人から「どうせ脅しだろ。そうすればみんなが言うことを聞くと思ってるんだろ。」と言われ、フツーに会社に行ってしまった事の次第は、訪問看護の方が主治医に報告してくださっていましたが、再度その話をしました。
主治医は「・・・その対応はマズかったですね。」と言いました。主人は私の斜め後ろに座っていましたが、何も言いませんでした。
この件に関して、主人の対応に批判的な言葉を投げかけてくれたのは主治医の先生だけでした。誰もそんなことを言ってくれなかったので、ちょっと嬉しかったです。
私は「先生、訪問看護は私には必要ないようですので、やめたいのですが。」と切り出しました。そして「次の手を考えました。」とその時検討していた事項を話しました。「それは便利屋さんです。」
「便利屋さん・・・ですか?」と先生。
この通院の数日後、実際に便利屋さんに依頼をしました。
作業員さん男性2人で来てくださって、3時間で18,000円!掛かりましたが、その時間内には何でもしてくれる、というサービスでした。
ずっと何ヶ月経ってもできなかった、家具の移動やカーテンのかけ替え、タイルカーペットの敷き詰めなど、3時間で懸案事項が解決していきました。あとは大型の不用品の処分をお願いしました。
しかし、矛盾しているのですが、乱雑な家の中を何とかして欲しくてお呼びしているのに、乱雑な家に知らない人が来るのはやはりストレスでした。なので、その後はお願いしていませんが、この時は非常に助かりました。
続けて家の中の整備をしたかったのですが、エネルギーが続かず。
せっかく家具を移動してもらった場所には、娘たちがシルバニアファミリーのディスプレイをしてしまい、スペースが埋まってしまいました。他の場所もしかり。せっかくの進展を生かすことができませんでした。
結局、家の中の乱雑さは変わらず、もしくは悪化しました。
この後の何度目かの通院で、主治医から「双極性障害ですね」と診断を下されます。
この続きのお話は、過去記事「主治医に噛み付いた話」につながっていきます。
これでブログが書けなかった空白の時期の出来事をひと通り記し、躁転してしまった経緯を遡って書いてみました。
少しでも同じ病の方の参考になりましたら幸いです。