誕生日に涙 [トホホ療養日記]
長女は16歳になりました。読書に夢中で、図書館や美術館が大好きな子です。もう16歳なんて感慨深いです。
私は・・・まぁアラフィフです(笑)。誕生日に日付が変わると、こんな歳になっても何やってんだろう、と涙が出ました。気晴らしにヘッドフォンをして音楽を聴きながら眠りました。
翌朝ゆっくりめに起きると、10歳の次女がすっ飛んで来て抱きついて、ヘッドフォンをずらしながら「ママ、お誕生日おめでとう!ママ大好き!」と言ってプレゼントをくれました。
ひとつぶんが入るケーキの箱?開けてみるとシンプルなチーズケーキでした。
「これどうしたの?」と聞くと、「朝イチで自転車に乗って買いに行って来た。」と次女。
なんでもケーキ屋さんについたのは8時半。ケーキ屋さんの開店時間は9時(笑)。30分お店の前をウロウロして、自分のお小遣いからやっと買ってきたそうです。
頑張って買って来てくれたチーズケーキは、すぐに美味しくいただきました。
「私の人生の中で一番美味しいチーズケーキだったよ。」と言うと、次女は大喜びでした。それから、手作りのチャームもくれました。心が込もったプレゼントに嬉し涙が出ました。
パパと長女からは、長女が選んだ書籍をいただきました。清川あさみさんの作品が挿絵に使われている『銀河鉄道の夜』です。私が以前「いいな〜。」と言ったのを覚えていたみたいです。
午後には弟がハーゲンダッツのアイスクリームをたくさん買って来てくれました。アイスミルクもラクトアイスも美味しいけれど、アイスクリームは贅沢気分という旨味も味わえて感謝感謝です(姉はケチだから買わないだろう、と思われているに違いありません)。
みんなにお祝いされて、今年の誕生日は幸せいっぱいでした。泣けました。
家事などほとんどできないダメ嫁ダメ母ですが、家族は「ママはいてくれるだけでいい。生きてるだけでいい。」と言ってくれます。何もできないのは本意ではありませんが・・・とても家族の愛情を感じました。
長女の誕生日は、プレゼントのリクエストはいつものシルバニアファミリー・・・ではなく、今年はお気に入りの本や読みたい本ばかりでした。
シルバニア愛は変わらないようですが、ちょっと大人になったのかな。