トラウマ弁当 [育児あれこれ]
翌日小学校の給食がお休みのため、お弁当を持っていくという話の流れから、次女が幼稚園の時のお弁当の話になりました。
当時はすでに料理が全くできなくなってしまっていたので、お助けアイテム「自然解凍で便利」系の冷凍食品を駆使して、週に一度の愛情弁当の日を手抜き弁当で乗り切っていました。さぞや気に入らなかったろう・・・と思いきや、娘たち曰く「弁当の日だけが楽しみだった」そうです。
なぜなら、幼稚園で出されていた仕出しのおかずが激マズだったから。他のお母さんたちからチラッとは聞いていたのですが、思っていた以上に酷いものだったようです(現在は改善されたとのこと)。
ごはんは家から持参し、おかずは、冷たいカレー、凍ったおひたし、ぐちゃっとしたカツ等々、大人でも辟易しそうな代物の給食。
しかしまだ世間を知らない幼稚園時代の娘たちは、こんなものなのかな?と思いながら食していたそうです。そのため、小学校の給食の美味しさに仰天し「ここはレストランか???」と感動したそうです。長女に至っては給食食べたさに小学校に通ったといっても過言ではありません。
そんな愛情弁当にも、次女には不満があったそう。それがトラウマ弁当となった「弁当が魚肉ソーセージ1本だけ!」事件です(笑)。
「ママ、ひどくない?魚肉ソーセージだけで恥ずかしかったよ!」と次女。
長女も加勢して「私も覚えてる。その話を聞いて可哀想だと思ったもの。」と。
それに対して「え?一回くらいは寝坊してあったのかな?」と私が答えると、娘たちから「そんなことない!5、6回続いたんだよ!!」と叱られました。
当時は、うつ病の治療を始めてからずっと副作用の眠気に悩まされていた頃。
次女が耳元で「ママ、お弁当は?」と言っても、『魚肉ソーセージ持っていって・・・。』と薄い声で言われたこともある」そうです。自分で魚肉ソーセージをカバンに入れて幼稚園バスで出掛けたそうで。でも私は・・・。
「ごめーん、全然、かけらも、憶えてなーい!」自分の身に覚えのない失態に大爆笑してしまいました。
娘たちに「えー、ママひどーい。」とまた言われました。次女には済まないことをしたものの、今ではこれも笑い話となっています。魚肉ソーセージを買い置きしていただけでもエラかった私 ^_^;