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8歳のフォローアップ外来 [育児あれこれ]

出生時1,500g未満だった長女は、退院後の経過を観察する為に、定期的に産まれた病院の小児科外来で実施されている「フォローアップ外来」をずっと受診してきました。


以前は半年に一度の間隔でしたが、昨年からは1年おきで良いということになり、この前の春休み中、1年ぶりにフォローアップ外来に連れて行きました。内容は、身長・体重・頭囲・胸囲の計測と、内診、問診、簡単な計算や先生の質問に答える発達の検査です。

受付けは2時頃からですが、いつも帰りは6時過ぎになる長丁場。それだけ担当の先生が、ひとりひとり時間を掛けて話を聞いてくれるのですけどね。長女が小さい頃は飽きてしまって床に寝ころんでしまったり、待ち時間がとても大変でした(まるで拷問)。

フォローアップ外来のみの診察日なので、待合室にはNICUのお世話になった親子ばかり。毎回、何組か出くわすのが二連ベビーカーの双子ちゃんたち。

双子ちゃんは並んだ姿が見ていて可愛いけれど、ひとりは入院したまま、もうひとりはママと退院、というケースも多いようで、双胎妊娠や多胎妊娠は赤ちゃんが低体重となるなどのリスクがあるのですね。

次女は出生児の体重が2,400gだったので、NICUやGCUのお世話にはなりませんでしたが、産科の病棟に双子を産んだばかりのママさんがいらして、赤ちゃんたちの授乳とオムツ替えで寝るヒマがなく、疲れ切った顔をして授乳室にやって来ては、看護師さんたちに助けを求めていましたっけ。気の毒になるほど大変そうな様子でした。幸せが一度に2倍やって来るだけではなく、育児の大変さも2倍なのですね。

このフォローアップ外来で、退院後の成長の経過を見てもらえるのは安心です。

長女については、部屋の散らかし方がとんでもなかったので、つい数ヶ月前までは「ADD(多動でない注意欠陥障害)」ではないか?と本気で心配していたのですが、精神科の主治医の先生に話したら「そんなこと言ったら、どこの子もそうだよ。」と取り越し苦労を笑われたのでした。

このところは、ちゃんと片付けられるようになってきました。私が「発達障害なら、怒っても可哀想だから対応を考えないとね!」と長女本人に面と向かって言った所、そう言われたのが嫌だったみたいで、それから態度が改まりました。私自身がうつ病で、頑張っても出来ない事がたくさんあるので、真剣に考えて言ったんですけどね。

母子手帳と小学校の通知表を持参して診察室へ。小児科の担当は、長女がNICUにいた時も担当だったお医者様です。長女は先生の質問に順調に答えられて、発達は特に心配な点はないみたいでした。先生は私の「産後うつの地獄」グチまで、時間を取って熱心に聞いて下さいました。産科の先生とも話をして、実際に産後のケアが必要だったママさんもいらしたそうです。

先生から「この外来で、お母さんの体験談もお聞きしたいのですよ。」とあたたかい言葉を掛けて頂きました(ホロリ)。

次回は、また1年後の春休みに受診予定。9才ではフォローアップ外来に先駆けて、事前に発達のテストも受診する必要があるそう。「9才という年齢は、発達の検査で大事な時期なんですよ。」と言われました。発達がゆっくりなのか、発達障害なのかを判断する時期なのかなー(よく分からないけど)。

小3までと聞いているので、おそらく次回が最後のフォローアップ外来になります。

それでも娘が「小さく産まれた」というリスクは、心の片隅に残ったままになるのかも。長女が小さい頃よりはうつ病の治療にも通えているので、狂おしいほど神経質になり過ぎないで済んでいますけどね。


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這い上がるママ

皆様、nice!たくさんありがとうございます!

長女が産まれた病院では、前年に周産期センターが開設され、NICUとGCUの環境が整っていて幸いでした。今ではとても小さく産まれた赤ちゃんの命も、助かるようになったのは、医療技術の進歩のおかげです。
by 這い上がるママ (2012-04-17 12:25) 

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