骨折から2週間 [パパの療養日記]
当初「大腿部頚部骨折」と聞いた時、パパは相当ショックを受けていました。なぜなら、何の因果か彼の身内に同じ箇所を骨折した方がいたので、そのケガのリスクの知識があったからです。心配していたのは「骨壊死」。そうなった場合、人工骨にする手術となってしまいます。
主治医の整形外科の先生のお話だと、骨折した時に血管も切れていたら「骨壊死」となることがあるそうです。これは1年後くらいに分かる場合もあるのだそうですが、パパの場合、おそらくその心配はないでしょう、とのことでした。それから「若いから大丈夫でしょう」と先生や看護師さんたちから代わる代わる言われました。
後で「大腿部頚部骨折」について調べてみると、ご高齢の方に多い骨折なのですね。とくに骨粗鬆症が原因となり年配の女性に多いようです。だから「若いから大丈夫」と何度も言われたのかなー。また、外側骨折と内側骨折ではだいぶ経過が違うようで、転倒による外側骨折の方が、骨がくっつきやすいようです。
最初の検査後、ガックリしていたパパに「大丈夫だよぉ。先生が、治ったら普通に生活できるし、スポーツもまたできるって言ってたよ〜。」と言ったら、ホッとしたみたいでした。
今は折れた方の足を動かさないように気を付けていて、痛みはなく、車イスでトイレや身の回りの事も自分でしています。後はひたすら退屈しているようです。ケータイをいじったり、マンガを読んだり、テレビを見たり、DVDを見たり・・・。
仕事が忙しかったときは、好きなだけ寝ていたい・・・とか思っていたけど、こんな毎日イヤだってぼやいています。夜は2時間おきに目が覚めちゃうし、夜が長いのがツライ、のだそうです。
早くうちに帰りたいなぁ・・・そう言うパパの顔は、もともと丸顔だったのに、アゴのラインがだいぶ細くなったような気が。まだあと6週間は、折った方の足に重心を掛けてはいけないんですよ。その間は入院なのかなぁ。
皆様、ブログお休みがちですが、nice!&ご訪問ありがとうございます!
by 這い上がるママ (2011-08-02 21:38)
旦那様、大変だったんですね。うちの祖母は、市場で足をひっかけられて転倒し、頚部骨折して入院、それから認知症が出るようになりました。本当に、高齢者にとっては致命的になるほどの大変なものです。でも、旦那様はきっと大丈夫ですよ~しかも、退屈しないようにとの奥様の優しい心遣い、うちにはない素敵な夫婦愛にちょっぴり嫉妬…です。
by su-nya (2011-08-06 06:45)
su-nyaさん、コメントありがとうございます!旦那さまは大ごとになってしまって、最初は凹んでいましたが、今は病院でヒマそうです。私の方も調子が急降下してしまったので、毎日病室でつい愚痴っちゃいます。
by 這い上がるママ (2011-08-06 23:56)