無償の愛情 [産後うつ]
幼い子どもは、どんな時も母親に「無償の愛情」を注いでくれます。
そのいじらしさ、その純粋さは、時に疎ましくなってしまう時もありますよね。
それでも、たとえ家事ができなくても、子どもの相手ができなくても、ただギュッと抱っこして「大好きだよ。」と言ってあげるだけで、子どもの心は和らぎ、満たされるように思います。
今でも甘えん坊の長女。彼女にはもっと幼い頃にずいぶんツライ思いをさせました。
私は彼女の心にどんなキズを残してしまったのだろう。今は良くても思春期の頃とか、大人になってからとか。いつか恨まれる日が来るのだろうか・・・。
ある日「ねぇ、なんでそんないい子に育ったの?怒ってばっかりだったママのこと、嫌いじゃないのー?」と聞いてみました。
彼女は困ったようにちょっと笑って「怒られるのはイヤだけど・・・ママとは仲直りしたつもりだよ。えへへ。」と言いました。
精神科に通院を初めて、お薬の効果が出始めた頃も「ママ、なんだか前より優しくなったね。」と嬉しそうに、そのたれ目がちな優しい笑顔を見せてくれました。
「産後うつ」は病気です。子どもが嫌いな性格、ではありません。
自分だけでなく、子どもにも大きな影響を与える、うつ病です。
病気だと自分で気づかないと、子どもが愛せない性格ではないかと、錯覚してしまう怖さがあります。
産後うつだと自覚したら、十分な休養と治療で、本来の自分を取り戻しましょう!
穏やかで、優しさと愛情に満ちた育児を実現する為にも。
皆様、nice!ありがとうございます!子どもが生まれたら「無償の愛情」を注げるものと思っていましたが・・・産後うつになり、心身ともに辛すぎて、当初とてもそんな境地にはなれませんでした。
by 這い上がるママ (2011-06-28 14:47)