フラッシュバック転じて減薬 [うつ病の治療]
予約していた通院日に、旦那さまに付き添われて泣きながら病院に行きました。その時、追加して処方していただいたのは「エビリファイ錠」。服用してから、何となく気分が落ち着きました。
ところが、その後は強い眠気とひどい便秘で連日不調。旦那さまは毎日残業で遅いので、うちの母や妹の助けをかりて、やっと一日一日乗り越えていました。
もしかしてお薬の副作用?と思い、ネットで「エビリファイ錠」について調べてみると、「統合失調症」や、最近では「双極性障害」の躁状態の治療に用いられるようですが、確かにフラッシュバックにも効果があるとも記されていました。
重い副作用としては、血糖値の変動からくる多飲や頻尿など。そういえば、薬剤師さんからもそういう症状が出たら連絡して下さい、と言われていました。私の症状とは違いますが・・・「エビリファイ錠」を服用し始めてから調子が悪かったので、それでもまだ副作用を疑っていました。
その次の通院日は2週間後。精神科の主治医の先生にそのことについてお聞きしました。
「違うと思うよ。」あっさり先生はそうおっしゃいました。「処方した量も少ないし、そんなに重い副作用が出る人はあまりいないから、違う要因から来ているんじゃないかな。」
それで反論。「でも、自分でネットで調べた中に、エビリファイは三環系の抗うつ薬と飲み合わせ注意って書いてあったんですけど。」
すると先生は「どの薬もそういう症状の副作用はありえるからねぇ・・・。」と言いながら、カルテを見みてお薬の組み合わせを考え始めました。向精神薬のブレンダーの頭脳が高速回転している(ように見えました)。そして先生のペンが動きました!
「エビリファイは止めて、アモキサンも取ってみよう。そうすれば、便秘なんかの症状が良くなると思うよ。」
思いがけず、2種類のお薬の減量です。後で考えてみると、経過が良くなったから余分になったお薬の副作用が強く出たのかも。実際、毎食後だった「アモキサン」を飲むのを止めたら、動けるようになり、徐々に便秘も改善されつつあります。まだ強い眠気は残っていますが。
さすが、先生!マエストロ。これからもついて行きますぅ。
副作用の原因でないのなら、余った「エビリファイ錠」はまたフラッシュバック状態になった時の為に取っておこうかな。まだ2歳児の相手は疲れとイライラが伴いますので。
それにしても、こんなことなら予約の日を待たずに病院に行けば良かったです。先生からも具合が悪い時は来てって言われていたのに。車の運転もできないし、病院に行く元気が出なかったけれど、誰かに頼んで連れて行ってもらえば良かった(後悔)。
遠慮しないで甘える、これ大事かも。不調が長引くとかえって迷惑かけちゃいますから。(つづく)
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