お薬が効いた時 [うつ病の治療]
そのうち、長女の小学校初めての夏休みになり、毎日子どもたちとダラダラ過ごす日々。
長女は張り切って、夏休みの友も1学期の復習プリントの宿題も、夏休みが始まって1週間も経たないうちに終わらせてしまいました。わが娘ながら、偉いです。
その後は日がな一日、大好きな工作をしていました。紙を貼ったり切ったり折ったり。お片づけが苦手な長女。おもちゃも部屋中に散らばって、何ともだらしない状態。
そんな家の中を見ると、楽しそうな娘たちとは裏腹に、どんどんストレスが溜まって元気が出なくなっていく・・・。折り紙もクレヨンもハサミも、買い与えたのは私なんだけど。
ところが、8月中旬、お盆を過ぎた頃から、急に動き回れるようになりました。
あくまでも私個人の場合ですが、サインバルタが私の身体に合った抗うつ剤だったようです。お薬が効いてきた・・・そんな実感がありました。
ここから上り調子に、頭の中のコンセントが繋がるようになり、次々とあーしたい、こーしたい、というアイデアが浮かんできました。家事も少し出来るようになりました。買い物に出掛けたり、物を整理したり、好きなことをいろいろしました。
この上り調子の状態が、うつ治療の怖いところ。注意しなければいけない、危ない時期でした。
そのことに気づいたのは、動きまわり過ぎて、疲れ果てた頃です。この数ヶ月後、泣きながら旦那さまに付き添われて病院に行くほど、ダメ状態になってしまったのでした。(つづく)
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