育児のプレッシャー [育児あれこれ]
乳児検診などに出かけると、保健師さんのお話で、早寝早起きさせるようにとか、テレビは控えてとか、食事のこととか、アドバイスいただいても、うまくいきませんでした。わが家は旦那さまの残業が多かったので超夜型だったし、早く寝かそうとしても娘は寝付きが悪かったし、テレビは日中ずっとつけっぱなしだったし、娘は食が細くて用意しても食べないし。アドバイス通りやろうとすると、ストレスで気が変になりそうでした。
なりたくなかった怒ってばかりのお母さんになっている・・・その自己嫌悪がまたストレスになって辛くなります。
小児科のお医者さまで、「お母さんがストレスをためるのが一番よくないよ。それぞれ家庭の事情もあるのだから、保健師さんの言うことをは返事だけして聞き流していいよ。」と言ってくれた方がいて、もっと肩の力を抜いて、娘と過ごすように勧めてくれました。
長女は一ヶ月半ほど早産で生まれ、発育もそのぶん「修正月齢」で見なければなりませんでした。つい他のお子さんと比べたりすると、訳が分からなくなって、すごいプレッシャーで頭が混乱し、発育が遅い娘にまだ無理なことをさせようとしたりして、よく旦那さまに諌められましたっけ。
申し訳ないけど保健師さんや先輩お母さんのアドバイスは、ぶっちゃけ聞き流しちゃった方が、育児が楽になる時もあります。時代も変わって、便利なものがいろいろありますし、子どもの生活のリズムも、学校へ行くようになってからで大丈夫じゃないでしょうか(私感ですが)。
今、次女は2才ですが、長女が2才の時とは全然違う時間を過ごしています。のんびり、ゆったり。気を抜き過ぎかな?と思うくらい、気楽に育児しています。
長女の時はお出掛けすると、行く先々でだだをこねて泣き叫ぶのを担いで、疲れ果てていた思い出ばかりですが、次女は聞き分けがよく、そのようなことはほとんどありません。性格の違いなのか、子どもが感じていたストレスの違いなのか分かりませんが、お出掛けから帰る時に一言添えるようにしています。
「楽しかったね。また来ようね!」
その一言で、「うん。また来ようね。」と答えて次女は聞き分けよく車に乗ります。また連れてきてあげるよ、という言葉を、長女の時は言っていなかったかも。ただ、もう行くよ!と言って腕をひっぱっていたような気がします。
他の人の見方より、「いいお母さん」の基準って、幼くてかわいらしい、ママを見る子どもの眼差しではないでしょうか。頑張り屋さんのママたちが、プレッシャーに押しつぶされないで、無理しすぎないで、子どもたちと穏やかで優しい時間が過ごせますように。
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