産後うつを自覚した時 [産後うつ]
きっかけは、旦那さまに言われた一言でした。
次女の産後3ヶ月ごろから、集中力の低下がひどくなり、新車を擦りまくって傷だらけに。若年性のアルツハイマーなのか?と心配になるほど物忘れもひどくなり、これはきっと産後のせいだよ、と主張する私に、旦那さまは笑って言いました。「お前はいつまで産後なんだよ」と。
そう、考えてみたら、いろいろなことが出来なくなったのは長女の出産後からでした。
すぐにインターネットで検索すると、5年も悩まされていた症状が、ポンっと「産後うつ」と出てきたのです。記事を集めてプリントアウトし、主人や私の母、主人の母など、育児と治療に協力してもらわなければならない人たちに渡して理解を求めました。残念ながら、思い立ってすぐに治療を始められた訳ではありませんでしたが・・・。
それにしても、なぜそれまでに相談した方々から、「それって産後うつかも」の言葉がなかったのかと、正直、憤りを覚えました。
長女出産後の体調不良等を、保健師さんや助産師さんに話したり、育児の電話相談、児童相談所にも電話しました。次女が産まれてから、長女がいわゆる「赤ちゃん返り」で毎朝ぐずって大変だったこともあって、色んな所に相談しました。
児童相談所に面談に行ったのは、電話から1ヶ月後。予約でいっぱいとのことでした。
「私は産後うつではないでしょうか。」という私に、担当の方は「お電話で話した時にそうではないかと思いました」と言いました。「では、なぜ教えてくれなかったのですか?」と聞くと、「お医者様ではないので、うかつに言って症状が悪化してしまってはいけないので、何回も面談を重ねて大丈夫そうだったら申し上げますよ。ご自分で気付かれて、良かったですね」と言われました。
毎日毎日が拷問のように辛かったので、その言葉に唖然としました。たしかに重度のうつ症状は自殺につながると思いますが、自覚する以外にどこに相談すればよかったのでしょうか。気付くまでの5年はあまりにも長く、地獄のように辛い日々でした。
このブログ全体がまるで自分の事のようです。ここにたどり着けてホッとしました。
by 仁美 (2014-04-19 21:57)
>仁美さん、コメントありがとうございます!
そう言っていただけると、記事を書いた甲斐がありました。無理せず出来ることからやっていってくださいね。
by 這い上がるママ (2014-04-20 12:54)