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思春期外来 [育児あれこれ]

ちょっと遡りますが、長女が高校2年生の時のお話です(現在は高3)。


思春期外来は精神科でこどものメンタルヘルスを専門に診てくださる外来です。

長女は中学生の頃、保健室の先生の勧めで2年程通院していました。小学生の頃から周りの友達とコミュニケーションを取るのが苦手で友達がおらず、クラスメイトとトラブルになることもしばしばありました。それに忘れ物や無くし物が多かったり、身だしなみがだらしなかったり、自分の話を一方的にして人の話はあまり聞かなかったり・・・様々な「普通と違う」と思われることがありました。

私はずっと前から、長女は発達障害の『ADHD(注意欠陥障害)』ではないか?と疑っていました。

ところが思春期外来の主治医は「それも個性だからいいでしょう。」と呑気に構えていて、漢方薬を処方してくださるくらいでした。なので、行ってもしょうがない、と思い私の判断で中3で通院を打ち切りました。

その後、高2になった長女に異変が。担任の女性の先生と合わず、先生もまた娘の不可解な言動の扱いに困っていたらしく、スクールカウンセラーとの面会や病院の受診を勧められました。

そこで病院に問い合わせをして、同じ先生の方が話が早いだろうと考えお願いをして、引き続き同じ主治医に診ていただくことになりました。その代わり外来の予約の段階で「今度は娘の発達障害の検査をしてください!」と懇願しました。

思春期外来で1年ぶりに主治医と会った長女は自信をなくし憔悴しきっていて、話もろくにできないほどでした。

その様子に驚いたのか、かつて呑気に構えていた主治医は長女に「必ず良くなるから、一緒に頑張りましょう!」と語りかけていました。そして日を改めて心理士さんによる心理テストを受けました。(つづく)


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