長年連れ添うということ [トホホ療養日記]
普段の生活に戻りつつも、時折「ああ、あの人もう居ないんだ・・・」と思い出して悲しい気持ちになります。
母が亡くなった頃のことを思い出して、どうしても涙が出てしまう場面があります。
それは父と母の別れの時。
普段はお互いに褒め合うようなことはなかったのに、母が病気になってから父は献身的に付き添いや世話をしていました。
家事などしたこともなかったのに、糖尿病の母のためにメニューを考えて料理をしたり、頻繁な通院に付き添ったり。歩けなくなった時は自宅から遠い所にある整体院に連れて行ったり。
母も「お父さんが良くやってくれている。」と喜んでいるようでした。
容態が悪くなってからは、母は父に「帰らないで。」というので朝から夕方までずっと病院に詰めていました。「困ったなぁ」なんて言いながらも、途中で帰る気はないようで。
最期の時、父は壮絶な治療で変わり果てた母の額を撫でて「お母ちゃん、もう仕方がないな。よく頑張ったな。」と言いました。
普段の父はチャランポランな一面もある人ですが、真面目で働き者な人です。
「長年連れ添う」というのはこういうことなのか、と深く感じ入り、今でも涙が出てしまいます。
どちらかが倒れたら一番の支えになり、最期を看取る。
母は体が丈夫な人だったので、こんなに早くその時が来るとは思いませんでしたが、これからは母が居なくなった父が心配です。
独身の弟が同居しているのでまだ安心ですが、それはそれで、弟も心配かなー。
皆様、nice!ありがとうございます!
父は、ちびまる子ちゃんの父ヒロシみたいな感じのオヤジです。
by 這い上がるママ (2014-01-09 00:00)
夫婦の絆にウルウルしちゃいました・・・(T_T)
お父様、どうか元気で過ごされますように。
by Rinko (2014-01-13 13:04)
>Rinkoさん、コメントありがとうございます!
父は息抜きが上手な人なので、今のところ元気にしています。弟の方がストレスを溜めやすいかなー。
by 這い上がるママ (2014-01-14 23:54)