母が亡くなりました [産後うつ]
諸事情によりご報告が遅れまして、もう幾日か経つのですが・・・。
小春日和が続いていた頃の某日、兼ねてから病気療養中でした私の実母が思ったよりも早く逝ってしまいました。享年66。
現代ではまだ「若い」と言われる年齢。しかし母の死は「あっけなく」ではありませんでした。「粘って、食い下がって、しがみついて」それでも力尽きてしまった壮絶な闘病の末の最期でした。
もうこれ以上の延命は可哀想だから・・・と話し合いで決めて、お医者様に呼吸器を外して頂き、近しい親族に囲まれ見守られて息を引き取りました。
自宅に弔問に来てくださった多くの方々がハッと息をのむ程、ちょっと前の元気だった頃とはすっかり変わってしまった母の容貌を見て、「ずいぶん大変な思いをしたのだね・・・」とたくさん涙を流してくださいました。
母の通夜・告別式はまるで夢の中の出来事のように過ぎて行き、結婚して実家を出てからは毎日顔を合わせていなかったせいか、母が居なくなった実感がまだ薄いような気がしています。亡くなった頃を思い出すとやっぱり、涙が滲んできてしまいますが・・・。
お見舞いの度に「必ず良くなるよ」と言い続けた私は嘘つきになってしまいました。
母の病気についてはたくさん勉強したのに「助けてあげられなくて、ゴメンね・・・」。そう言って見送りました。珍しい病気、珍しい症例でした。未だに「なぜ?」という思いが残ります。
四十九日と納骨は来年執り行います。
これからもっと親孝行してあげたかったな・・・。
療養中の母の願いは、母のような病気の被害者をこれ以上ださないように、世の中に病気の情報を伝える事でした。
「産後うつ」を知って欲しい、とブログを立ち上げた私と同じ発想。
私のそういうところは、母から受け継いだのですね。うつ病になってからも死なずに地獄から這い上がろうとした、どこからか沸き上がってくる強い気持ちも、母が私に与えてくれたのかもしれません。
落ち着いたら母の病気についても記せたらなぁ、、、と思っています。
そうだったんですね・・・。涙
ショックです・・・。這い上がるママさんがお母様の病状回復のためにいろいろ働きかけなさっていたのを、このブログを通して知っているだけに・・・。
心よりお悔やみ申し上げます。
お母様、きっと天国から這い上がるママさん達を見守ってくださっていますよ。
by Rinko (2013-12-26 07:28)
お母様が亡くなられたなんて!
ご病気のことは知っていましたが、お元気な頃のことも知っているだけに
あまりの早さに驚きました。
ママさんも大変でしたね。。
心よりお悔やみ申し上げます。
by ちゃるこ (2013-12-26 22:36)
そうだったのですね。
ご愁傷様です。
いつかお母様のその珍しいご病気についても教えて下さい。
by 紅天狗茸 (2013-12-27 08:08)
>Rinkoさん、コメントありがとうございます。
私も母は助かるのではないかと思っていたのですが、急激に病状が悪くなって衰弱してしまいました。見ているのが辛かったです。そうですね。これからは見守っていてくれると思います。
>ちゃるこさん、コメントありがとうございます。
今年他の事が手に付かなかったのは、やはり母の病気が心配だったことが大きかったです。こんな結果になって残念でたまりません。母も無念だった事と思います。
>紅天狗茸さん、コメントありがとうございます。
珍しい症例でしたが、身近にありうる病気です。母は重症薬疹(医薬品のアレルギーからくる副作用)が元で様々な合併症や感染症に蝕まれてしまいました。
by 這い上がるママ (2013-12-28 01:05)