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腕の骨折の時 [産後うつ]

まだ小3の長女が生まれる前の、新婚1年目が過ぎた頃のお話。


昨年の夏、自転車(MTB)で転んで大腿骨骨折の大ケガをして2ヶ月も入院したパパ。

その出来事は「青天の霹靂」でしたが、結婚後に彼が大きな骨折をしたのは、2度目でした。

遡ること10年程前の冬。スキーで転んで、腕の付け根の太い骨を骨折。そんなことがあったので、昨年の骨折の際には「またか」という思いもありました。スポーツにはケガが付きものですけどねぇ。ホントに・・・困ったものです。

腕の骨折の時の顛末は。

当時の彼は、冬になると週末、毎週長野方面のスキー場に仲間と車に乗り合わせて出掛けるのが「当たり前」でした。私の予定など聞かずに、いつもスキーに行く約束をしていました。

私が風邪をひいていても、「オレ、うつったら困るから出掛けた方がいいよね〜。」と満面の笑顔で言い残して、朝4時半起きでいそいそと出掛けてきました。

ある日、私が風邪をひいて熱を出している時、出掛けようとする彼に、「こんなに熱があるのに出掛けるのか」と問うと、その日は渋々スキーの約束をキャンセルしてくれました。

折しも冬季オリンピックの時期で、里谷多英選手がメダルを取った頃。スキーに行きたくてウズウズしている様子だったので、熱が下がった翌日「スキーに行ってもいいよ。」と言ってしまいました。それで、彼は県内の近場のスキー場にひとりで出掛けて行ったのですが・・・。

夕方、彼からケータイに電話が。「今、家の駐車場なんだけど・・・ゴメン。転んでケガしちゃったみたい。病院に連れて行ってくれるかな。」

その言葉にビックリして飛び起きた私は、整形外科に病院に電話して事情を話し、病院へ向かいました。

宿直の先生による診察。簡易検査のレントゲンを診ながら「折れてますね。」と言われた途端、彼の顔はみるみる青ざめ、大粒の汗が額にブワッと吹き出してきました。「大ごとになってしまった・・・。」と、どんより〜。彼はひとりでスキーに行ったので、腕の痛みをこらえて何とか自宅まで運転してきたのでした。

翌日、改めて検査・治療してもらいました。腕だったので入院はしませんでしたが、全治2ヶ月の重傷でした。骨が付くまで1ヶ月。リハビリに1ヶ月です。それ以来、ひとりでスキーに行くのは禁止しました。

腕の骨折が治るまで、腕が動かないストレスで彼はひどく不機嫌でした。

後から考えてみると、この出来事は彼だけでなく、私も不機嫌な彼から、大きなストレスを受け、身体の不調も徐々にひどくなってきたのでした。(つづく)


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這い上がるママ

皆様、nice!たくさんありがとうございます!

もう10年も前のことですが・・・この出来事が現在の状況に繋がっています。
by 這い上がるママ (2012-06-06 21:40) 

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