非定型うつ病とは [うつ病の治療]
もうずいぶん前(抗うつ剤が効いてきて、アップダウンが激しかった頃)ですが、精神科の主治医の先生に、こんな質問をしたことがありました。
一般的に言われる「定型うつ病」とは、昔からいわれる古典的な症状があらわれる「うつ病」ですが、「非定型うつ病」は、それとは違う症状があらわれ、「新型」と言われることもあります。うつ病かどうかわかりにくく、周囲からは「怠け者」と誤解を受けることも。
まずは、うつ状態の症状の時、自分で病気だと自覚できるかが、治療に踏み込めるかどうかの瀬戸際だと思います。
「非定型うつ病」の症状としては、周囲の人を責めるようなことをしたり、過食ぎみになったり、好きなことをしているときは意欲的で調子が良いけれど、ストレスには弱く、夕方になると憂鬱になってくる・・・などです。
「非定型うつ病」は抗うつ剤が聞きにくいとも言われます。抗うつ剤の効き目で、「うつ病」か「非定型うつ病」か判断して診断が下されるようです。
で、私の場合。主治医の先生は即答して下さいました。
「確かにそういった所見もみられるけど、サインバルタが効いているようだから、あなたは違う(非定型うつ病ではない)と思うよ。」
そんな訳で、私は典型的なうつ病です。
他にもうつ病にはいろんなタイプがあるようです。冬になるとダメ、とか。生活は普通にできているけど常に憂鬱が続いている、とか。それを短い診療時間で見定めて、ピッタリのお薬を処方してくれるお医者様に出会うことが大事だと思います。
そして、自分でもうつ病やお薬について勉強することです。うつ病に限らず、自分の身は自分で守る、といいますか、知らないで具合が悪いまま暮らすのは、非常にツライことですから。
みちるさん、nice!ありがとうございます!
うつなのか、性格的にネガティブなのか、自分では分かりにくく病院になかなか行けないことがあると思いますが、まずはこういうこともある、と知って欲しいです。
by HaiagaruMama (2011-06-13 19:43)