リラックス出来ない! [出来ない!]
今ではお薬の力を借りて爆睡できるようになりましたが、何年もまともに眠れない生活が続いていた頃の、日中の疲労感は尋常ではなく、30代なのに歩くのにも膝が上がらず、すり足気味でした。腕も上がらず、子どもを抱っこするのもほとんど拷問に感じていました。
産後うつだと気づいて治療を始めてから、格段に症状は良くなったものの、最近でもまだ授業参観の後ダメになったり、花と触れ合って楽しんだのに眠れなくなったり、自分では神経のオン・オフが上手くコントロールできない時があります。
難しいことは分かりませんが、自律神経のバランスが崩れて、交感神経(緊張状態)が働いてばかりで、副交感神経(リラックス状態)に切り替わらないようです。こういった「自律神経失調症」と言われる症状は、うつ病の症状と重なっている部分が多く、正直「どう違うんだ?」と思うところも。治療のアプローチが違うのかな?
そういえば長女が生まれる前、自律神経のバランスが崩れて、激しいめまいに襲われたことがありましたっけ。産後うつになる以前から、そうなる要因はあったのかも。
朝夕と日中で気温差が大きい時期でした。朝起きると、目が回る・・・というか首を向けた方の景色がゆっくりと回転していました。首を動かす度に回るので、酔って気分が悪くなり動けず。旦那さまに言っても、ただの立ちくらみだと思われて「休んでいろ。」と一言残して会社に行ってしまいました。
3日後、かかりつけの内科へ。看護士さんからも、お医者様からも「回っちゃいましたかー。」と口を揃えて言われました。季節の変わり目などに、気温差の変化に身体がついていけずに自律神経のバランスが崩れて起こる、よくあるめまい、と診断されました。
「自律神経」は身体の調子を整える大事な働きがあるようです。
現在、精神科の主治医の先生からも副交感神経を働かせるように、散歩や土いじり、そして深呼吸(ゆっくりと息を吐く)などを勧められます。リラックスして、身も心も休めるようにならないと、辛い症状が続くのです。
この間の授業参観日に後でダメ状態になってしまったのは、学校に行き他のPTAの方々にも会うということで、無意識のうちに極度の緊張状態になっていたようです。
娘の写真を撮りまくったのも、もしかしたら気持ちが落ち着かなかったせいかも。家に帰ってからもその緊張状態は継続し、結局、顔面痛にまで至ってしまいました。
私は「うつ病」は心の病だとは思っていません。
産後うつを知ってから、心にも症状の出る脳の病気、脳の回路のどこかが故障しているのだ、と思っています。それなら全て納得がいく・・・尋常でない疲労感から、子どもとの関わり方が上手くいかなかったことに対して。
うつ病にはセロトニンやノルアドレナリンという脳内の伝達物質の不足が関係していると聞きます。女性の場合は、女性ホルモンの影響も考えられます。それに関連して故障しているのが自律神経のコントロール部だとすると、そのスイッチングが上手くいくようになって、自然にリラックスできるようになれば、着実に快方に向かうのではないか、と思うのですが。
今はまだ、山の中腹かな。ここから這い上がってやるっ。
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