SSブログ

子どもたちへ [育児あれこれ]

大震災後、うちの娘たちの心にも、どれほど影を落としているか心配したけれど、意外と元気に遊んでいます。停電に気を使ってか、以前よりおもちゃを散らかさなくなった気もします。


それでも、次女は朝起きると「じしんがこわいの」と泣きながら来るようになり、計画停電でパッと電気が消えて静かになると、不安を感じたりしているようです。長女も夜なかなか寝付けないみたい。「大丈夫だよ。心配ないよ。」と言っています。

本当は私が一番、浮き足立っているんですけどね。

7才の長女に、「大地震直後の日本人の態度・行動が、冷静で我慢強くて、大変なのは自分だけじゃないから、と助け合っていて、日本人はスゴイ!と外国の人たちがビックリしたんだよぉ。」と話すと、娘は「え〜、そうなの?」と嬉しそうに、明るい笑顔になりました。

テレビに映し出されるこの日本人の気質に感動し、日本人であることを誇りに思った方も多かったと思います。


大震災の被災者の方々や、大震災の影響で帰宅難民になってしまった方々。
危険なところに駆けつけて救出活動や復旧作業をされている方々。
家族の安否を心配しながら他の人の為に働く方々。
長い渋滞に並んで援助物資を運ぶ方々。
少しでも出来ることはないかと募金をしたり節電に励む方々・・・。


子どもたちへ

世の中にはいろんな人がいます。いつもならあたりまえの、この国の便利さや快適さは、いろんな人が自分の仕事や役割を、ひたむきに毎日頑張っているから成り立っているのだよ。

人付き合いは時に面倒なこともあるかもしれないけれど、大変なことが起きた時、人を助けるのは、人の思いやりだったり、人と人との繋がりだったりするんだね。

子どもたちが今できることは、元気に、学校でいろいろなことを学ぶこと。

その中で自分の好きなことをみつけたり、自分ができる役割を見つけていってほしい。

なりたい職業や、勉強したい学校があっても、難しい試験や、辛い訓練ががあったりすることもある。今学ぶことは、未来につながっていく礎(いしずえ)になるのだよ。

いろんな個性を持ったお友達と出会って、人と触れ合うことも覚えていってほしい。

そして子どもたち、より良いこの国を作っていってください。

こんなむごい悲劇を繰り返さないように。どうかお願いします。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:育児

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。