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「いい子」でも心配でした [育児あれこれ]

「早く学校に行きたーい。」と言って、たまった宿題をやっていた長女は、まだ少し咳が出るのでマスクをして久々に登校していきました。なんだか嬉しそうで元気でした。


なんでこんないい子に育ったんだろう・・・としみじみ思ってしまいます(親バカ全開)。

1年前の今頃は、小学校入学を前に娘のことが心配で、ざわざわと不安感が心の中に広がっていました。とっても「いい子」、でも大丈夫なんだろうか、と思い詰めていました。

マイペースな娘に、ブチ切れて怒ったり、怒鳴ったり、甘えん坊で自分のことをなかなかしようとしないことに、いつも苛立ってカリカリしていた私。幼い娘との壮絶なバトルは、後で考えてみれば、みんな私の独り相撲だったのかも。時期がくれば、子どもは成長して、色々な事が分かる時が来るのに。

娘が「いい子」なのは、気分屋のママに困惑したり、恐れたりして、抑圧された心理状態にあって、「いい子」を演じているのではないか・・・心に大きな傷を負わせてしまったのではないか、とか、娘は発達障害だったのではないか、とか想像が膨らんで、深海のような不安に陥りました。どうしようもない不安や焦りも、うつ病の症状のせいだったのかもしれませんが。

主治医の先生に、「私はこれからどうしたらいいでしょう。娘とのこれまでの時間をどうしたらいいのか分かりません。」と相談すると、さすが精神科の先生、ナイスアンサー。

「これからまた、始めれば良いんだよ。今からやり直せばいいよ。」

なーるーほーど。目の前が明るくなりました。この受け売りを娘にも話しました。

「ママは病気を治すから、小学校に入ったらママとやり直そうよ。これからやり直そう!」

娘の顔もパアッと明るくなりました。「うん、そうだね。」と笑顔を見せてくれました。うつ病の治療を始めてから、「ママ、あんまり怒らなくなったね。前より優しくなったね。」と嬉しそうに、娘はその効果を実感してくれていました。だから、私の言葉を信じてくれたみたい。

子どもは成長します。幼い頃に言う事を聞かなかったり、親の思うようにいかなかったりしても、幼稚園や学校のお友達との間で、いろんな事を感じ取って帰ってきます。家族の中でも、辛抱強く話をすることで、親の思いを理解してくれるんだなって思います。そこに愛情を伝えるコトバを加えれば。

長女は4月から小学2年生になります。明るくて素直で優しい女の子です。この1年でずいぶん大人になりました。幼い頃は一緒に居るのが苦痛だった時期もあったのに、今ではかわいくて仕方ありません。


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