頭の中のコンセント [うつ病の治療]
それでも治療を始める前よりは、動ける日が増えました。むしろ動き過ぎて、ダメだったのですが・・・。
ダメ状態の時は、床のほこりや髪の毛、子どもの食べこぼしが気になっても、掃除機をかける気力もなく、ただただ座っているとか、寝転んで録りためたテレビドラマを見るとか、何をどうしたらいいのやら分からず過ごす日々が続きました。肩こりや目の疲れから頭が痛くなって、寝込んでいることも。
ダメな時は、頭の中のコンセントから、プラグがはずれているイメージです。
ところが、頭の中のコンセントに、プラグがささる時が訪れます。いい状態の時です。
その時が来ると、それまで片付けられなかった収納をこうしよう!と思いついたり、家具を移動したら便利になる!と思いついたり、とにかく色々なアイデアが浮かんできて、動きたくてしょうがなくなりました。必要な物を買い物に出掛けて、材料を揃えて、ああしよう、こうしよう、とウロチョロ。
そして疲れ果て、またダメ期に逆戻り。これを何度も繰り返しました。
お医者様からは、「まだ無理しないでね。やりたいことがあっても、半分だけにしておいて。」と言われたのに、すっかり忘れて、調子に乗ってフル回転で動き回ってしまいました。
「まだ無理をしてはいけない」、このことが、とても大事だったのに。
この行動から、だんだんマズい状態になっていくのですが・・・。
うつ病の治療中は、くれぐれも努めて休まなくてはいけません!
休んでていいんです!動けるような気がしても、まだ、ウロチョロしてはいけません!
遠慮せずに、周りの人の手助けを求めましょう。・・・自戒の念です。(つづく)
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