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やっぱり病院にいこう! [産後うつ]

長女の赤ちゃん返りが過ぎたあと、幼稚園の行事に参加した時に、幼稚園のベテラン先生に呼び止められました。ちょうどお話ししたいことがあった、とのこと。


「お母さん、病院に相談するより、幼稚園に相談してくださいよ」

そんな風に笑顔で言われたので、産後肩こり頭痛など体調が悪いこと、グズられるとよけい頭が痛くなってどうしようもないことなどをお話ししました。すると、ベテラン先生。

「産後はみんなそうなるのよ!そういうところを通って、みんな家事の要領も良くなっていくのよ。」
と更に満面の笑顔でおっしゃいました。

その夜は涙が出て眠れませんでした。どこのお母さんもみんな大変なんだ。私だけじゃない・・・。

やっぱり私が頑張れていないのか・・・。

良かれと思ってアドバイスしてくださっているにしても、辛かった。ずごく辛かった。

この時「産後うつ」を知らなかったら、また病院に行くのをあきらめてしまったかもしれません。

育児は大変なもの、どこのお母さんも大変なんだ・・・そう思ってこらえてきたけど、やっぱりどこのお母さんもこんなんなってる訳がない!

家事もできないし、買い物にでかけただけで起き上がれなくなる。子どもが楽しそうにおしゃべりしているのを聞いているだけで頭が痛いなんて!

もう一度プリントアウトした産後うつの記事を読み返して、私はもう病院に行かないとダメだ。そうしないと、この出口のないトンネルから抜け出せない。

泣き明かした明け方頃、家族のために「産後うつ」から這い上がるんだ!と決意を新たにしたのでした。


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まる

偶然このブログにたどり着いた者です。
私の周りに、産後うつを含めいろいろな心の病を抱えている方が多く、興味深く読ませていただいています。

そこで質問なのですが、育児はやはりみんな大変ですよね。
でも産後うつの方はその「大変さの度合いが違う」。
では、同じく大変な育児をしているお母さん方で、産後うつになる方、ならない方がいるのはどうしてなのだろう、
その違いってどこにあるとお考えですか??

ご気分害されたら申し訳ありません。
お話聞かせていただけると嬉しいです。
by まる (2012-03-10 00:01) 

這い上がるママ

>まるさん、コメント&ご訪問ありがとうございます!

記事を読んで頂いてありがとうございます。産後うつについてはあまり知らない、と言う方が多いので、実態を知っていただき、悩めるママたちの助けになってくださる方が増えてくれるといいなぁ・・・と思います。

うつ病になる原因はまだハッキリとは分からないそうですが、なりやすい性格、というのはよく聞きます。真面目で几帳面、完璧主義。

それから、私が経験したことや、他の産後うつママさんのブログなどを拝見しますと、いくつか考えられる要因があります。思いつくまま、ずらずらと書いてみますね〜。

・緊急帝王切開など、順調なお産でなかった。
・赤ちゃんがいわゆる未熟児だったり、病気を抱えていたりしたことで自分を責め、子どもに対して罪悪感を感じた。
・母乳育児が上手くいかず、当初から母親としての自信を失った。
・産後十分な休息を取らずに、家事など無理をした。部屋が汚いのが気になって片付けや掃除をした、とか。
・実母との折り合いが悪かったり、気軽に悩みを相談できる関係になかったりして、産後も頼ろうとしなかった。
・ひとりで育児をやり遂げようと抱え込み、心身ともに辛くても周囲に助けを求めなかった。
・赤ちゃんの栄養や衛生面にひどく神経質になった。
・病院で入院中やっていたように、授乳の時間やオムツ替えの時間まで、ノートにきっちりメモしないといけないと思い込み、赤ちゃんの様子よりもマニュアルを重視した。
・保健師さんや乳児検診などでは、「しっかりしたお母さん」だと思われたくて、育児のストレスや体調不良などの本音を話さなかった。
・もともと首や肩のコリがひどかったのに、赤ちゃんを抱っこしたりして症状が悪化した。
・自信が子ども時代に母親の愛情を感じずに育った(アダルトチルドレン)。
・産後休む間もなく、身内の葬儀など大変な出来事が重なった。
・赤ちゃんを見に頻繁に義理の両親などが訪ねてきて、その度に気を使った。
・夫に育児ストレスを訴えても、理解してもらえなかった。
・「良い母親になろう」と思い詰めて、新旧様々な育児情報に翻弄され、頭の中がパニックになった。
・「産後うつ」といううつ病があることを知らず、症状を悪化させた。
・四六時中子どもと一緒で、気が休まる時間が一切持てなかった。
・自律神経のバランスが崩れていて、めまいなどがした。
・副交感神経が働かず、リラックスできなかった。
・子どもの安全が過剰に気になり、始終神経がピリピリしていた。
・よく眠れない、もしくは元々睡眠障害を抱えていた。
・次の子ども(胎児)への影響を考えて、辛くても薬の服用などをしないで我慢した。
・子どもと一緒に過ごすことで、普通ならなんでもない様なことでも、脳が受け付けず、つらく堪え難かった(ひどい頭痛など)。
・子どもが可愛いと思えず、自分の性格がもともと子ども嫌いなのか?と錯覚した。
・イライラしても発散するところが何処にもなかった。
・もともと物事をネガティブに考える傾向が強かった。


こんな感じですかね・・・まだブログには書いていないこともたくさんあります。出産当時のこととか。人それぞれ、育児のストレスはあると思いますが、産後うつは自分だけではなくて、子どもにも悪影響がありますので、本当に地獄です。

私は自殺したり、子どもに手をかけたりしないで済んだので、まだ良い方です。でも児童虐待のニュースなどを見ると、その影に産後うつの影はないのだろうか?と気になります。

うつ病の症状がひどいと、子どもと過ごすのは拷問に等しく、本当に理性が飛んでしまいます。怖いことです。

こんな回答で参考になりますでしょうか?
by 這い上がるママ (2012-03-10 18:58) 

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