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「いい先生」の意味 [うつ病の治療]

精神科の通院では、込み具合で待ち時間が1時間を超えることもありますが、診療は、だいたいいつも5分くらい。長い時でも10分程度。「その後、具合はどう?」と聞かれるくらいです。


「いい先生だよ。」と女性専門外来での主治医の先生や、知り合いが言っていたけど、「いい先生」ってどんな先生?

うつ病が、立ち所に良くなる訳ではないし、時間を取っていただいて、じっくり話を聞いてもらう診療ではないし。いつも優しそうで穏やかな先生だけど。

それでも、うつ病の治療を始めてから、テレビなどでうつ病特集を気にかけてみるようになり、だんだんその「いい先生」の意味が分かってきました。

時々NHKなどで、向精神薬の乱用や、医師の過剰な薬の処方の問題を取り上げた番組が放送されています。そういえば、女性専門外来の内科医の先生も、抗うつ剤などの処方は専門の先生でないと難しい、とおっしゃっていました。

向精神薬と言われるお薬を服用することは、怖い面もあるのです。主治医の先生は、副作用をいつも考慮しながら、慎重に処方してくれているから、「いい先生」と言われる方なのかも。

お薬は、先生に言われた通り真面目に服用しています。具合が良くなったら、お薬の数を減らしてみよう、と言われ、ダメ状態だったら、戻してみよう、と言われます。増やす方向には、よっぽどの時でないとされません。

頓服薬に出されている安定剤は、1日1錠が目安で、具合が悪い時でも3錠までね、と言われています。このお薬がないと、不安でたまらなくなりますが、依存性があるようなので、飲み過ぎには要注意です。旦那さまにもチェックされます。

そんな感じで、2・3週間に一度の通院で、三環系の抗うつ剤などを服用しての治療が何ヶ月も続きましたが、だいぶ動ける日が増えてきたものの、これって良くなってるのかな?という疑問が湧いてきました。

その思いを、先生に相談すると、久々にまたお薬を変更することとなりました。そのお薬の変更で、やっと私の身体に最も合った、抗うつ剤と出会えたのでした。(つづく)


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