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ついに精神科へ [うつ病の治療]

車をヘコませて、かなりヘコんだ気持ちで精神科の専門医の元へ。


初診の当初、女性の先生と女性専門外来でお話ししたようなことを、また繰り返しお話ししました。紹介状をお渡ししたので、「エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)」の結果や、内科的な検診の結果が異常なしだったことなど、話が早く済みました。その後、改めて呼ばれて、私の主治医となる精神科の男性の先生と初対面しました。

イメージ的には、お茶の水博士(アトム)かアインシュタインみたいな風貌の先生。紹介状をじっくりと読んでいただき、「・・・だいたい分かりました。」と言われました。そして、最初に言われた言葉は、思いのほか私の心を軽くしてくれました。

「気の持ちよう、ではないんですよ。」

気の持ちよう、ではない?気の病と思われている「うつ」が? そして、こう続けられました。

「エネルギーが足りない状態だから、自分ではどうしようもないんですよ。」

図を見せられながら、このように説明を受けました。そうなんです!何かに取り掛かろうとしても、エネルギーが足りない感じなんですよ〜。だから思うように動けないんです。

私が涙目で「出がけに車をぶつけました。」と言うと、一言「気をつけてね。」と言われました。

この日から、抗うつ剤を含むお薬の治療が始まりました。最初に処方された抗うつ剤は、SSRIという種類の、比較的新しいタイプの抗うつ剤でした。セロトニンという脳の伝達物質の再取り込みを阻害して、要するに脳の伝達物質の不足を防ごうというものですかね。

副作用としては、強い眠気やだるさ、吐き気、便秘がちになるかも、とのことでした。それでも比較的副作用が少ないといわれているお薬です。その他に、女性専門外来で処方された睡眠導入剤や便秘薬を引き続き処方され、不安感が強かったので、精神安定剤なども頓服薬として処方されました。

これですぐに良くなる、という訳ではありません。お薬に身体が慣れるまで、少なくとも2週間以上掛かり、その間は強い眠気やだるさにおそわれてほとんど動けません。そして、薬が身体に慣れてからの、副作用やお薬の効果をみて、自分の身体にあったお薬を探していく、という試験期間のようなものが必要となります。

これはほとんど人体実験です。長く掛かることもあります。でも、あきらめないで続けなければ!

ともかく、念願の専門医の診断を受け、「うつ病」のお薬の治療が本格的に始まったのです。病院に行こう!と決めてから3ヶ月後です。長かった・・・。そして、うれしかった!(つづく)


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