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ブログに書きたかったこと [産後うつ]

パソコンに向かっていると、肩がこって疲れます。でも疲れるのに、ブログを書いているのはなぜなのか??・・・書きたいことが溜まっているからでしょうか。


テレビ好きで、寝ているとき以外はほとんどテレビつけっぱなしの私が、なぜ何年も「産後うつ」に気付かなかったのか。

児童虐待や育児の悩み相談などの番組は、子どもがかわいそうとか、子どもに対してこんな風に接してみたらどうかとかの言うばかりですね。

お母さんの体調不良、お母さんが病院に相談した方がいい場合もある、ということと結びつけた報道が、あまりにも少ないように思います。ほんの少しでも、治療の必要があるかも、ということに言及してくれたら、辛い育児の状態から救われるお母さんは少なくないのではないでしょうか。

体調不良については、ネットでも検索していました。キーワードは「慢性疲労」とか「自立神経失調症」とか「貧血」とか。内科に行っても2、3分の診察で、頭痛薬や筋肉の凝りをほぐすお薬、鉄剤など、そのつど出してもらうだけで、根本的な解決にはならず、体調不調の状態を繰り返すばかりでした。

「産後」「うつ」「体調不良」、この3つのキーワードが組み合わさって初めて、「産後うつ」に気付いたのです。休んでも気晴らしをしても疲れが取れない、それが「うつ」からくる症状だったとは思いませんでした。

自分では育児を精一杯がんばっていたつもりだったので、意欲が低下する、といわれる「うつ」とは結びつかなかったのかもしれません。産後、集中力が著しく低下していたので、ちょっとしたことでも神経を使いすぎる、つまり身体の疲労は、脳の疲労からもきていたのです。

長女が生まれてから無意識のうちに、ずっとスイッチがオンの状態のままで、気が休まる時がなく、ちょっとしたことでも過剰に心配したり、すごく怒ってしまったりしていました。

子どもを授かった時は、苦になる育児はしたくない、優しいお母さんになりたい、と思っていたのに、怒ってばかりのお母さんになっていました。すごくかわいくて、とってもいい子なのに、どうして・・・。

「うつ」は、時間は掛かるかもしれないけれど、きちんとした治療を受けていれば良くなる病気です。

「産後うつ」ではなくても、「月経前緊張症」又は「月経前症候群」(PMS)という、生理前になると頭が痛くなったりイライラしたりする症状が出る、女性特有の不調もあります。私も生理前になると、抗うつ剤があまり効かず、涙が出たり、子どもに怒りすぎてしまう時があります。

まずは自覚すること。何が原因なのかを知ることから、治療は始まったのです。

家族のことを優先して、自分のことを二の次にするよりも、お母さんの健康が、結局は家族の幸せにつながるのです。

何年も窮屈な思いをさせていた長女は、最近習い事で体を動かす機会が増え、目に見えて明るく元気になっています。送り迎えは私の大きな負担になるので、母に頼み込みました。

遠慮せずに手助けを求めることも、育児には必要なことだったのですね。今頃になって実感しているところです。


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