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産後の恥はかき捨て [出産]

現在11歳の次女を帝王切開で出産して病院に入院していた時のお話。


出産が帝王切開だったため、次女は生まれてから1日目は保育器に入っていましたが、2日目から同室で一緒に過ごすことができました。

点滴をしながら赤ちゃんのお世話もしなければなりませんでしたが、小さく生まれた長女の時は離れたところにいて叶わなかったので嬉しくてルンルン気分でした。

病室は4人部屋。皆さんカーテンを閉め切っていてお顔などは見えませんでしたが、聞こえてくる看護師さんとの会話からどんな方々かは少し分かりました。

窓際の向かって右側のベッドの方は2人目か3人目のお産の肝っ玉母さんみたいなタイプの方。母乳だけで余裕で育児という元気な方で、大きな声でお話しされていました(笑)。

窓際の向かって左側のベッドの方は出産はまだの方。出血したため入院して安静にしているという事情のようでした。県外の方だったので落ち着いたら転院するとか。静かに本を読んでいるようでした。

入り口側向かって右側のベッドの方は早産で帝王切開、赤ちゃんは離れた周産期センターにいるようで、点滴をして安静にされているようでした。

そして私は、入り口側向かって左のベッドでした。

まだ病院では携帯電話NGの頃でしたので、赤ちゃんの写真を撮りたくても「カシャッ」という音が響いてしまって気を使いました。何枚か撮っちゃいましたが。

しかしこの病室、深夜になると非常に賑やかに。

肝っ玉母さんと赤ちゃんと離れているお母さんのイビキがものすごくて、笑いをこらえるのに困りました。気を抜くと大笑いしてしまいそうでした。

肝っ玉母さんは例えるなら飲みすぎたオヤジみたいな豪快なイビキで、短時間に爆睡して授乳の時間になると何事もなかったように起きる感じ。

赤ちゃんと離れているお母さんは「ガウッガウッ」という獣のようなイビキで、肝っ玉母さんとのイビキのハーモニーがものすごい迫力でした。

そういう私も、おそらく「グーグー」というイビキをかいていたと思われます(家族談)。赤ちゃんの世話がありましたが、2人目だったので少し慣れた感があり短時間でも眠れました。

産前の方はいたって静かだったので、この病室の状況をどう思っていたのかな〜?

同じ病室になっても、退院したらもうお会いすることはない方々。

まあ「産後の恥はかき捨て」ってことで。

今でもあのものすごいイビキを思い出すと笑ってしまいますが。(^∇^)


タグ:育児 出産
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